二次創作小説広場*

カゲプロ・黒バス・腐などの小説を投稿します、日記も投稿したりします

カゲロウデイズ

※これはカゲロウデイズを再現するためにグロいところもありますので、無理な方は見ないでください、通報もやめていただくと光栄です※



「うわ・・・あっつ」
オレはあつさの中、目をさます。
「今何時だ?」
と、オレはスマホをとりみると、8月15日午後12時30分くらいだった。
「どんだけ、寝てんの、オレ・・・・・そうだ、暇だし」
とオレは電話をかける。



「ごめんな、呼び出して」
とオレは頭をさげると彼女はそっと頭に手をのせ
「いいよ、私も暇だったから」

「てかのせんな!」
と、オレは彼女の手をのける。

「ごめんね」
と、彼女はニコッと笑った、オレはその笑顔を含めて、彼女が大好きだった。



「夏って暑いよな~でもいいこともいっぱいあるからいいよな!」
と、オレが言うと、
「そうだね、でもね、夏は嫌いかな」
彼女は抱えていた猫を撫でながらふてぶてしくつぶやいた。
すると、抱えていた猫が逃げ出した、彼女はそれを追いかけて行った。
そして、道路を飛び出してしまった、それを待っていたかのように、信号機は赤へとかわった。
オレは彼女を止めようとしたが、無理だった、するとトラックがきて彼女は轢かれる。

「うわぁぁぁぁ、うっ・・・ゲホ・・・ゲホ・・・・・」
オレは、血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってるものを見て、におい、むせかえった。
(嘘だ・・・嘘だ嘘だ、こんなの夢に決ってる!!!)
と、オレは心の中でずっとそう叫んだ、すると同じ顔した陽炎が、
「嘘じゃないぞ」
と、嗤ったんだ。
視界が眩んで、オレは倒れた。



目を覚ますと、オレは自分の部屋にいたんだ、時計がなるベットの上。
「今は何時だ!!」
オレは急いでスマホを手にとり、みた、さっきのが夢と信じて。
そこには
【8月14日 午後 12時1分】
そしてオレは彼女に電話をかけた。



「何よ~」
そこには、彼女がいた、嬉しかった、すると、ある光景が頭に浮かんだ。

-さっきのがもしも、正夢だったら?

オレはとっさに彼女の手首をもち、

「今日はもう帰ろうか・・・・」
と、言った。



あの事故があった道とは、反対方向で進んだ、そして道を抜けた時周りの人は上を見上げ口をあけていた。
上からは鉄柱がおちてきた、それが彼女の心臓を貫き、突き刺さる。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
という、悲鳴と風鈴の音が木々のすきまで空回り。

するとまた陽炎がきて、
「夢じゃないぞ」
って、オレに嗤ったんだ。

視界がまた、眩む中、君の横顔、笑ってるような気がした。



-あの時オレは確信した、あれは夢なんかじゃない、現実だ、あれから何度も繰り返した、何度も何度も、繰り返して、彼女を助けようとしたが、ダメだった、何度やっても、陽炎が嗤って邪魔をする、何十年も繰り返してるんだ、もうとっくに気が付いていた、この方法しかないと、彼女を助ける方法、恐くてできなかった、でも彼女を助けるためならば、やってやる・・・・繰り返した夏の日の向こう。

バッと彼女をおしよせ、飛び込んだ、瞬間、トラックにぶち当る。
血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱射して・・・・・
文句言いたそうな陽炎にオレは一言
「ざまぁみろよ」
って、笑ったら・・・・実によくある、夏の日の事、そんな何かがここで終わったんだ・・・・



「ハァ・・・・・・」
少女は、泣いていた・・・・
「またダメだったよ・・・・・」
少女は猫を撫でながらつぶやいた・・・・・